前回、ミシンを始めるまでのてんやわんやを書かせていただきました。
それでは、つづいて「ミシンで躓くところをどう克服したか」を書こう……と思いましたが、やめました。
それは追々にします。
なぜなら、
テンションが下がるから!
わたしは、まずは「ノートパソコンが入るトートバッグ」を作りたい!
と思ったからです。
そう、ミシンに詳しくなるのはいまでなくてもいい。
わたしの場合、やりたいことに直結しないと遠のいてしまう、という悪癖があるので、テンションが上がることを先にやろうと思いました。
バッグ作りで楽しいこと……そうだ、布を探そう!(いまごろでした)
30代半ば以降になったら年相応の趣味へ変わることもあるのかな、と思っていた若かりしわたし。
いまその年に近くなって選んだのがこちら。
かわいらしくて、ユニークな柄を選びました!
(趣味は変わっていなかった)
もちろんシックな布でも無地でもなんでもよいと思います(たぶん)。
ただこれを選んだのには、みっつ理由があります(まあ、かわいいからがいちばんなんですが)。
1、かわいい柄に目を取られて粗が隠れる!
2、パソコンバッグを作るとき、キルトは強いのでいい!(とネットには書いてあったので)
3、キルティングなんて高度で地道なことができない!
です。
そう、名付けて「粗は布で隠せ!」作戦です。
うん、なんとかなりそうだ。
でも、ほしい布を見つけるには大きな手芸屋さん(ユザワヤさんとかオカダヤさんとか繊維問屋街など)実店舗がいちばんだと思います。
近郊で行かれる方には断然オススメです。
たぶんなんでもそうですが、服でもなんでも実物で見るのが確実ですものね。
でも、わたしがネットを使った理由を(たいしたことありませんが)参考までいちおう書きますね。
・ユニークな柄がほしかったこともあり、ほしいものがないと萎える
・手芸屋さんだと布の裁断を頼むとき緊張する(どれくらい要るかわかっていないので)
「トートバッグを作りたいんですが」と布を出して言えばいいだけですが「はい?」と言われたら対処がわからない……と臆病なわたしは怖いわけです。
どちらもたいした理由ではないですが、わたしにはこんなことすら壁でした。
そこで、ネットで上画像のハギレセットを買ったわけです。
サイズはよくわからないけど、まあかわいいし合わなかったらなんかちがうもの(ポーチとか)つくってみればいいかも、という感じです。
それで、届いた!
ecninoというところの生地です。
大きな布もあって、おまけもくださってうれしかったです。
テンションも上がり、妄想も炸裂します!
そして、ここからがビギナーの発想。
布が届いて、わたしが思ったこと。
それは、
タテヨコの長さとかはかるのが面倒くさい
だから、見た目で判断。
かなり大きくなりそうだけど、まあ大は小を兼ねるでしょう。
15.6インチのパソコンをもともと入れる用だし、もともと荷物も多い方だし、しっかりしていればいいかな、と思いました。
キルティングしてあればだいじょうぶって書いてあったし、とネット情報を丸呑み。
おお、それなら! とビギナーはまだまだ楽をします。
大きい布を適当に半分に折っちゃえば、サイドの2箇所を縫えばいいだけじゃなーい
……と思って折ってみましたが、柄がひっくり返るところが出てきて考えます。
(無地のものなんかは「折る作戦」も悪くないんじゃないかな、とビギナーはあてになりませんが思います。底のマチがしっかりはしないのかもしれませんが)。
うーん、柄は合わせたい。
じゃあ、
半分に切っちゃえ
底を縫うことになるけど普通はそうするのだから、まあいいか、と思いました。
ミシン縫製を仕事にしている母に話すと「……まあ二つに切るのはいいんじゃない」と言ってくれたので、安心。
そしてビギナーゆえに理想は高く、欲だけはあります。こんなことを考えました。
・パソコンが落ちたらいやだから、チャック/ジッパー/ファスナーを付けたいな
・ちいさんハギレはかわいいから内側のポケットにしちゃいたい
・ポッケは長財布が入る大きなものひとつ付けて、もう一方にスマホ入れ、鏡なんかを入れる中ポケットがほしい
まあ軽く「最悪手芸ボンドでいいんじゃなーい」という気分です。
母に「ボンドでいいよね」と言うと、母は賛成してくれません。
「やってもいいけど、長く使うなら手芸ボンドは強度が少し心配だしやっぱり縫った方が確実よ」
ふーん、まあやってみて面倒だったらこっそりボンドを使おう、と内心思ったわたし。
ともかく楽しいことからやりたいビギナーなので、はやく形にしたい!
じゃあちゃっちゃとミシンを準備して縫うか! ……と家にあった糸なんか出して(たまたまあるだけなので、ネットで「ミシン糸」と書いてあるもので好きな色をぽちってだいじょうぶだと思います)うきうきしていると、
ベテラン母に、
「ポケットもチャックも付けるなら内側からやらないと、あとで倍苦労するわよ。順番を考えればいいだけだから」
とアドヴァイスされました。
そうなんだ……。
まだミシンの出番は先ですが、忘れないうちに前回書いた「ミシンのいっぱいの壁」をわたしが克服した経験を書きますね。
では、よしなに。
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